「装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES」全2巻
秋田書店/原作:矢立肇・高橋良輔 作画:杉村麦太
政府軍と反政府ゲリラが争う惑星クラビウス。長く続く戦いの果てに政府軍が採った作戦は、孤児を人間爆弾にする非道な物であった。辛くもその境遇から脱出した少女・レッカは家族同然のゲリラを政府軍に売り渡して大統領になった兄、サグートを殺す為に大統領主催のバトリング「グランデュエロ」に参戦する…
あれ? ギルガメスとかバララントは?
「シャドウフレア」らしきATや謎の科学者と、チラチラと見え隠れする異能結社(青の騎士ベルゼルガ物語)の影と、パイルバンカー装備のスコープドッグという掟破りのAT等、なんというか非常に雑然とした雰囲気が漂います。
更に終盤での主要人物の豹変振りなどツッコミ所は多数有るのですが、最も大きなツッコミ所は主要AT乗りが少女だらけという点でしょうか。
そういえば、作中ではあんまり活躍しないベルゼルガが何故か2巻表紙のバックに来ている上、表紙の人物の乗機ではないという妙なねじれも発生していますが…
どうやら年代的には停戦前に当たる様子なのです(まだ「シャドウフレア」のデータ取りをしている点など)、が、元来の設定上「バトリング」は食い詰めた元兵士が始めた物であった筈なので、戦中の辺境惑星で「バトリング」が行われるのも妙な話です。軍閥と言ったってどこからATを調達しているんでしょうか。
個人的にはもっと漢臭いロボット物を想定していただけに、ちょっとがっかりではありました。表紙からして嫌な予感はしていたのですが…
2010年07月17日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/156580326
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/156580326
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック



